上手な活用法

ズバリ、転職エージェントを使わない方がよいのはこんな人

基本的には、転職エージェントを使った方が転職活動は成功する確率が高くなります。しかし、中には転職エージェントを使わない方が、転職がうまくいくケースというのも少ないですが存在します。今回はそんな特殊な事例をご紹介します。

ケース1:新進ベンチャー企業や中小企業を目指す場合

転職を検討する際に、設立して間もないベンチャー企業や、規模の小さな中小企業を目指している場合は、転職エージェントが力になれることは少ないでしょう。

設立して間もないベンチャー企業は、資金の調達ができるまでは、なかなか積極的に人材採用には踏み切れません。人件費はダイレクトにビジネスの損益に影響してくるためです。事業に一定の目途が立つまでは採用は行わず、創業時の少ないメンバーだけで頑張るスタイルが一般的でしょう。

規模の小さい企業の場合も、採用にお金をかける余裕がないため、入社時に成功報酬の支払いが発生する転職エージェントを使って募集をかけることはあまりありません。

また、地域に密着した事業を展開している地場の企業を目指す場合は、転職エージェントが求人を保有していない場合があります。東京・大阪・名古屋をはじめとする大都市圏から離れた地方の場合、その傾向は顕著となります。

ケース2:求人をほとんど出していない企業を目指す場合

もし、行きたい企業が大手転職サイトなどでも求人を出していない場合は、転職エージェントを使っても難しいケースがあります。

念のため、転職エージェントが保有する、「非公開求人」で該当する企業がないか聞いてみましょう。非公開求人とは、経営戦略上の重要ポジションや機密性の高いポジション、新規事業のメンバーを募集する際などに用いられる手法です。自社内や競合他社に知られるのを避けるため、一般公開される転職サイトなどには掲載せず、転職エージェントなどのルートでのみ募集がかけられます。オープンに応募を受け付けているわけではありませんので、そのポジションに求められるスキル・経験と転職希望者の経歴がマッチングしない場合は、紹介することが難しいことは認識しておきましょう。

なお、求人をほとんど出さない理由としては、下記のケースが考えられます。

● 既に充足しているため、現時点では採用意欲がない

少し前に採用を積極的に行い、順調に採用できたため、今は募集していないなどのケースがあります。しかし、たまたま今は充足しているだけで、しばらくすると空きがでることもあります。

● 知名度が高く、求人メディアを使わなくても応募者を安定的に確保できる

継続的にTVでCMを流している、消費者が直接購入する商品を扱っているなど、世間一般の間で知名度が高い大手企業などが該当します。

● 離職率が低く、なかなかポジションに空きが出ない

業績が安定しており、福利厚生、待遇もよいため、社員の定着率が高い企業が挙げられます。

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ケース3:絶対にココしかないとピンポイントで企業を絞っている場合

行きたい企業をピンポイントでココ!と決めている一本釣りスタイルの場合は、転職エージェントは使わない方が得策といえます。
もし、転職サイトや転職エージェントなど一般的な求人メディアを使って応募した場合、他の応募者と同様の見方をされるので、せっかく人の何倍も熱意があったとしても、伝わらないということになってしまいます。

また、転職希望者のキャリアや希望条件をヒアリングして、視野をひろげるアドバイスを届けるのも転職エージェントの仕事です。転職希望者が1社だけに強い熱量を持っている状態ですと、転職エージェントによるキャリアアドバイスというメリットが生きることは稀でしょう。

転職エージェントを使わない方がよいケースの対処法

転職エージェントを使わない方がよいケースの場合、どのように転職活動を進めていけばよいでしょうか。いくつか対処法をご紹介します。

● 企業に直接コンタクトする

絶対にココに行きたい!と熱意をもつ企業がある場合は、ぜひ企業の採用ホームページからエントリーしましょう。採用ホームページがない場合にも、問い合わせ窓口からコンタクトしましょう。強い熱意を伝えられれば、他の求人メディアからの応募者とは違う、一目置かれた候補者として選考に進む可能性がアップするでしょう。

● 社員による紹介のツテを探す

志望企業の社員に採用候補者として紹介・推薦してもらう作戦です。リファラル採用とも呼ばれ、IT業界の中には、候補者を紹介した自社社員に報酬が入る制度を設けるなど、リファラル採用を積極的に推奨している企業もあります。採用コストを抑えられる、ある程度マッチング度の高い候補者に会えるなど、リファラル採用は企業側のメリットも大きいのです。友達の友達をはじめ、取引先、以前の同僚など、自分の周りをくまなく見渡してみましょう。意外なところに意外なツテがあるかもしれません。

● ハローワークを使う

中小企業や地場の企業を目指す場合は、ハローワークで求人が見つかる場合も多いでしょう。転職エージェントで提供しているようなサポートは少なく、基本的に自力で進める必要がありますが、その企業にかける熱意を武器に内定を勝ち取りましょう。

転職エージェントを使おうか迷っているなら

転職エージェントを使わない方がよいケースを解説してきましたが、それでも判断できずに迷っている方も多いのではないでしょうか。
基本的には、独自の保有求人や転職活動全般のフォローなどメリットが多いので、転職エージェントを使うことをおすすめします。キャリア相談だけでも構いませんので、ぜひ気軽に転職エージェントへ面談を申し込んでみましょう。
また、事前にDIGROWで相談内容を投稿しておくと、あなたと相性が良く親身な転職エージェントを見つけやすくなります。

転職活動がんばっていきましょう!

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